かわさきマイスター

造園技能士

小林 政春

▲かわさきマイスター 造園技能士 小林政春
▲かわさきマイスター 造園技能士 小林政春

 さまざまな樹木の特徴を熟知し、その庭に合った樹形になるように剪定を行うことができる技能者である。樹木に関する深い知識に基づき、さらに一本一本の樹木の特徴を見抜いて本来の樹形を考慮した剪定を行うのが特色で、樹木の頂上の位置や正面、左右の幅をみて、樹木の内部まで日光が当たるようにすることで新芽が出るように剪定することを得意とする。この剪定の方法は「自然匠剪定® -TAKUMI-」として商標登録されており、近年では個人邸宅の庭づくりの仕事から、企業や工場の緑地管理も手掛けるなど、幅広いフィールドで活躍するマイスターである。

▲ミニ門松ワークショップ
▲ミニ門松ワークショップ
▲かわさきマイスターイベント
▲かわさきマイスターイベント

造園業の発展

植木屋・庭師は、世界に誇れる日本の伝統技術の仕事として自負しておりますが、認知度が低い現状です。

マイスターイベントへの参加や弊社内で

門松作りのワークショップを通し、自然のものに触れながら知っていただく機会をつくっています。

▲剪定の指導の様子
▲剪定の指導の様子
▲木の樹勢回復作業指導の様子
▲木の樹勢回復作業指導の様子

技術の奨励

弊社の社員は未経験からのスタートです。安心して働いてもらうこと、この仕事の魅力を知ってもらえるよう、できることを1つずつ増やしていきながら、毎日現場で木に寄り添った手入れを実践しながら教えています。

 

翌年の育成に合わせて剪定、1つの小さい枝に光を促していく。穂先をただ整えるだけではなく次の年へと枝が変化することをイメージ。子育てのように、子芽・孫芽に光があたるよう、古い枝で支え守りながら新しい枝の継承をするような気持ちで手入れをしております。

▲川崎市立小学校講話の様子
▲川崎市立小学校講話の様子
▲道具や本物に触れていただくことを大切にしております。
▲道具や本物に触れていただくことを大切にしております。
▲令和元年に長男が代表取締役に就任し、孫も手伝いに来ることが増えました。
▲令和元年に長男が代表取締役に就任し、孫も手伝いに来ることが増えました。

後継者の育成

小さいころから植木職人である私を見て、違う業種から小林植木に入社。長男が令和元年に株式会社小林植木の代表取締役に

就任いたしました。

木に習い、寄り添いながら、心を込めた手入れをすること…

この想いが続いていくよう、生涯現役で精進してまいります。

 

学校講話のご依頼もお受けしております。

私は自然が好きで、天職であるこの仕事に出会いましたが、生徒の皆様にも自分の大好きなこと・大切なことをずっと大事にしてほしいとお伝えしています。

 


小林グループ親方 小林政春が「かわさきマイスター」に認定されました。

かわさきマイスター

川崎市では、極めて優れた技術・技能を発揮して産業の発展や市民の生活を支える「もの」をつくりだしている現役の技術・技能職者を市内最高峰の匠「かわさきマイスター」に認定し素晴らしい匠の技術の奨励・継承・後継者育成の活動や経済振興の取り組みを行っています。