昨年予約が取れなかったとのことで1年越しで参加いただいた方、3年連続の参加の方、楽しみにして下さる方がいて嬉しく思います。
本物にこだわり、竹や松・コモ・シュロ縄を用意し、香りや質感を感じてもらいながら、ノコギリで竹を切るところから始めます。
親方の挨拶では、「見本と同じように作る必要はないよ。みんなが思い思いに好きなように作るのが大事です!ちょっとぐらいケガをしても大丈夫。失敗はないから楽しく作ってください。」
ひとりひとりの個性を尊重し、温かく見守る親方らしい挨拶でした。
初めて触るノコギリに苦戦しながらも、あっという間にコツをつかみ
どんどん自分たちで作業をすすめていき、皆頼もしい表情になっていきます。完成した自慢の門松を見せてくれる瞬間は、いつも感動します。
今年も素敵な笑顔と作品に出会うことができました。
最近は海外の方が、日本の伝統や文化に興味を持ち学ばれる番組が多くあり、改めて日本の素晴らしさやよさに気づかされることがあり日本人として嬉しくもあり、寂しくもあります。
今後も植木屋を知っていただく活動を通し、日本の伝統文化、日本に誇る仕事として発信できるよう尽力してまいります。
ご参加いただいた皆様、主催のNPO法人はたらくらすの皆様、いつも立派な竹をご用意くださる持田竹材店様、誠にありがとうございました。