小林植木の冬の風物詩、藁ぼっち作り

小林植木の冬の風物詩、冬囲い・藁ぼっち作りです。

大きな公園や神社で、木が藁の腹巻のようなもので包まれている光景を見かけたことはありませんか?

これを冬囲いと言い、藁ぼっちは、木の頭上に笠のようにかぶせるものです。

小林植木では、毎年藁の細工から、社員1人1人が心を込めて手作りしています。

冬囲い・藁ぼっちは、水分を含んだ雪の重みから、枝が折れたり曲がることを防ぐことや、寒さに弱い植物を防寒として守るためのものとして作られています。

原料の藁は敲くと柔らかくなり、弾力性が増し、細工がしやすくなります。保温や防水効果、通気性にも優れており、藁の性質はぴったりなのです。

弊社の冬囲いと藁ぼっちは、緑地管理工場にあるソテツという暖かい地域で育つ植物用に作っています。

冷たい風や寒さが苦手なので防寒対策をし、健やかな状態を保ち暖かくなる春を待ちます。

自然の藁の性質を利用し、守るだけでなく

見た目も美しい、この日本の伝統文化を、しっかりと小林植木でも受け継いでいきたいと思います。